心が選んだ日
- 3月14日
- 読了時間: 2分
更新日:4月3日
月日堂へようこそ。
動物たちが選んだ日、その瞬間の絆を読み解く

月日堂では、動物たちが家族の一員となった日や、虹の橋へ旅立った命日をもとに鑑定を行うのが基本です。でも動物と私たちの関係性において、本当に大切な日がその2種類だけとは限りません。
家族の数だけ、それぞれに忘れがたい特別な「あの日」があるはずです。たとえば私には2頭の愛犬がいます。どちらもひとりで放浪していた子です。2年の間隔を空けてそれぞれ別の場所で出会い、保護しました。
人の気配に敏感で、決して触れさせてはくれない彼らを保護できるまでには、長い時間と周囲の協力が必要でした。保護を決意してから実際に成功するまで、1頭は5か月、もう1頭は4か月の月日を要しました。
文字にすればわずか数行ですが、その道のりは平坦なものではありませんでした。近づけば離れ、手を差し伸べれば警戒される日々の中で、彼らの心との距離が永遠に縮まらないようにすら感じられました。
現れるのは協力してくれる人ばかりではなく、様々な障害が次々立ちはだかり、まるで出口のないトンネルを歩いているようでした。
でも不思議なことに、2頭とも最後は自ら捕獲装置の中へと入ってくれたのです。まるで、彼らがその日その瞬間を自ら「選んだ」みたいに。
私にとっては、役所に届け出て法的に家族となった日以上に、この「選んでくれた日」が、彼らとの絆の原点として胸に刻まれています。
家族になる前であっても、その出会いに確かな運命を感じた日。なかなか心を開いてくれなかった子が初めて寄り添ってくれた日。
最期の時、そばにはいられなかったけれど、その前に確かに心が通じ合ったと感じた瞬間。あるいは、迷子になって見つからなかった子が帰ってきてくれた日。
飼い主さんご自身が、記憶のなかで大切にしている「キーポイントとなる日」。その日が、鑑定において最も重要な意味を持つことがあります。
その大切な記念日が持つ意味を読み解き、動物と家族の間にある深い繋がりを再発見するためのお手伝いをします。



